3/8（金）研究会「マイクロヒストリーを超える科学史 Clio Meets Science」
科学史の専門誌 Osiris の第27号で組まれている特集 "Clio Meets Science" を題材に、科学史研究のヒストリオグラフィについて議論を行う研究会です。研究者の量的拡大と社会構成主義の隆盛によりマイクロヒストリーばかりとなった科学史研究への処方箋として、小さなスケールの研究対象から大きなスケールの思考を行うことを目指した論文を掲載した特集です。科学史のみならず、およそ歴史学の方法論一般に関心を持つ方の参加をお待ちしております。
当日はIntroductionとReflectionsの4論文を中心に検討し、Horizonのいくつかの論文もあわせて検討する予定です。
日時：2013年3月8日 18:00〜20:00
場所：東京工業大学 西９号館４階407号室
詳細：http://www.facebook.com/events/472939119419549/
google+の音声（+ビデオ）通話機能を用いたオンラインでの参加も可能です。詳細はお問い合わせください。
ダウンロードはこちらから。
http://www.jstor.org/stable/10.1086/667819
紙の書籍として購入することが可能です。
http://www.amazon.co.jp/dp/0226450058/
レジュメ
・Kohler and Olesko, "Introduction" 担当：坂本邦暢
http://d.hatena.ne.jp/nikubeta/20130127/p1
・Golinski, "Is It Time to Forget Science?" 担当：野澤聡
http://researchmap.jp/jo04y5ji0-1857504/#_1857504
（http://d.hatena.ne.jp/nikubeta/20130306/p1 坂本による予備）
・Dear, "Science Is Dead" 担当：有賀暢迪
http://researchmap.jp/jotrk7ep4-1800841/#_1800841
・Forman, "On the Historical Forms of Knowledge Production and Curation" 担当：坂本邦暢
http://d.hatena.ne.jp/nikubeta/20130304/p1
・Cook, "Moving About and Finding Things Out" 担当：中尾暁
http://nakaogyo.blogspot.jp/2013/03/cook-moving-about-and-finding-things-out.html
（http://d.hatena.ne.jp/nikubeta/20130308 坂本による予備）
・Grant, "Reflections of a Troglodyte Historian of Science" 担当：坂本邦暢
http://d.hatena.ne.jp/nikubeta/20130307/p1
・Daston, "The Sciences of the Archive" 担当：藤本大士
http://d.hatena.ne.jp/fujimoto_daishi/20130307/1362652203
（http://d.hatena.ne.jp/nikubeta/20130307/p2 坂本による予備）
・Broman, The Semblance of Transparency"
・Porter, "Thin Description" 担当：住田朋久
・Fa-ti Fan, "Science, State, and Citizens
・Nyhart, "Wissenschaft and Kunde"
・Kaiser, "Booms, Busts, and the World of Ideas"
・Strasser, "Collecting Nature"
